ひと言でいうと
カウンターで入浴だけを買うと服はもらえません。チムジルバンはその服を着て男女一緒に過ごす階なので、服がそのまま入場券になります。湯船のある銭湯のほうは裸で男女が分かれ、料金も最初から別に決まっています。
最終確認:
見逃せない期限
保護者のいない青少年の利用
いつまでに: 夜10時まで
逃すと: 24時間営業の浴場は、夜10時から朝5時まで青少年の出入りを制限しなければなりません。親権者が同行するか、同意書を出せば例外として入れます。
チムジルの利用時間
いつまでに: 料金表に書かれた時刻まで
逃すと: 店ごとに何時間まで、あるいは翌日の何時までと区切っていて、それを過ぎるともう一度支払います。基準は受付の料金表に書かれています。
いますぐ
- 1料金は入浴とチムジルで別に決まっています。チムジルバンまで使うなら、カウンターでそちらを買わないと服がもらえません。
- 2湯船に入る前に、シャワーの前に座って体を洗います。この順番を守るだけで慣れた人に見えます。
- 3浴室では水着も下着も身につけません。男女が完全に分かれているので、そういう運用になっています。
先に用意するもの
- 着替えの下着: 入浴後に着るもの。タオルとチムジル服はたいていカウンターで渡されます。
- 少しの現金: 売店とアカスリは、まだカードが使えない店があります。
- 髪ゴムかシャワーキャップ: 髪が長い場合に。湯に髪が入らないように束ねるのが基本の作法です。
- パスポートか外国人登録証: 未成年と一緒なら、夜の時間帯に確認されることがあります。
コピーして使える言い回し
手順ごとに
- 1

まず看板に何と書いてあるかを読む
法律の上ではどちらも浴場業です。公衆衛生管理法は浴場業を二つに分けていて、一つは水で入浴できる施設、もう一つは麦飯石や黄土、玉などを熱して出る熱気で汗をかける施設です。前者がふつう銭湯(モギョクタン)と呼ばれるほうで、後者がチムジルバンです。看板に「목욕」「사우나」「찜질방」「불가마」といった言葉が混ざって並ぶのは、そのためです。両方そろった店も多い一方で、湯船だけの町の銭湯も残っています。チムジルバンのつもりで入ったら湯船しかなかった、という食い違いはここで生まれます。
- 2

カウンターでどちらを買うかを決める
- どこで:
- 受付
入ったらまず靴を下駄箱に入れて鍵を抜きます。その鍵をカウンターに出すと、入浴だけかチムジルまでかを聞かれます。料金表は受付に掲示することになっているので、値段は聞かなくても読めます。チムジルで買うと半袖の上と短パンを一組もらえて、これがチムジル服です。ここにロッカーの鍵がついてきます。中ではこの鍵が財布の役割をします。売店で何か買っても、アカスリを受けても、たいていはその場で払わず鍵の番号につけておき、出るときにまとめて精算します。
- 3

浴室では何も身につけない
脱衣室で服をすべてロッカーに入れ、タオル一枚だけ持って入ります。水着や下着を身につけて入る場所ではありません。施行規則は浴室と脱衣室に満5歳以上の男女を一緒に入れてはならないと定めているので、5歳を過ぎた子どもは同性の親についていきます。中に入ると、壁沿いに低い椅子とシャワーが並んでいます。ここに座って体を洗ってから湯船に入ります。洗わずにいきなり湯に入るのが、いちばん目立つ間違いです。湯船はたいてい温度別に二つか三つあり、水風呂も別にあります。写真撮影はどこでもできません。
- 4

チムジル服に着替えると、ここからは男女共用
入浴を終えてチムジル服に着替えると、共用の広間に出られます。男女が一緒に使う発汗室を置くなら発汗服を着て入らせなければならない、という決まりがあるので、服を渡すのは親切ではなく要件です。発汗室は店ごとに名前も温度も違います。石を焼いたプルガマは扉を開けた瞬間に息が詰まるほど熱く、塩の部屋や黄土の部屋は横になっていられる程度で、氷の部屋はその逆です。熱い部屋は我慢比べの場所ではなく、数分いて出て、冷まして、また入る場所です。めまいがしたり胸が苦しくなったら、それが出る合図です。
- 5

売店と漫画、そして夜
チムジルバンの半分は、入浴ではなくそのあとに寝そべっている時間です。売店にはゆで卵とシッケがほとんどいつも置いてあります。卵は自分の額に当てて割るのが古くからのふざけ方で、シッケは冷たくして飲む甘い米の飲みものです。広い板の間には漫画の本棚とマッサージチェア、テレビがあって、みんな床にそのまま寝転がります。24時間営業の店なら仮眠室で眠って朝に出ることもできます。ただ寝床として使うなら、明るい照明といびきは覚悟が要ります。枕はたいてい木かプラスチックの木枕です。
- 6
アカスリは別に頼んで別に払う
浴室の奥にベッドのような台があり、その横に人が立っていれば、そこがアカスリの場所です。体をふやかしてから垢を落としてくれるもので、入場料には含まれず、値段も店が別に決めています。頼むなら湯に入る前に名前か鍵の番号を書いて順番を待ちます。体を十分にふやかす必要があるので、30分ほど湯と発汗室を行き来してから呼ばれる流れが自然です。初めてだと力が強く感じることがあります。痛ければ我慢せず、やさしくしてほしいと言えば大丈夫です。
- 7
出るときは鍵を返して一度に精算する
ロッカーの鍵をカウンターに返すと、それまでにつけた金額もまとめて精算されます。下駄箱の鍵はそのときに返してもらいます。鍵をなくすとたいてい弁償代がつくので、手首につけたままにしておくほうが楽です。お酒を飲んだ状態では、そもそも入らないほうがいいです。血管が広がっているところに長く高温にいると危ないので、酔った客を受け入れない店もあります。出る前には水を一杯飲みます。熱い部屋を行き来したあとは、思っているより水分が抜けています。扉を押して外に出ると髪はまだ乾ききっていなくて、外の空気がやけに冷たく感じられます。その数秒までが銭湯です。
韓国語の用語
- 목욕탕mogyoktang, 銭湯
- 湯船のある区域。服を脱いで入り、男女が分かれています。
- 찜질방jjimjilbang, チムジルバン
- チムジル服を着て男女一緒に使う区域。
- 찜질복jjimjilbok, チムジル服
- カウンターで渡される半袖と短パン一組。
- 불가마bulgama, プルガマ(高温の窯部屋)
- いちばん熱い発汗室。数分ずつ分けて入ります。
- 세신sesin, アカスリ
- 垢を落とす有料のサービス。ttaemiri とも呼びます。
- 신발장sinbaljang, 下駄箱
- 入口で靴を入れる棚。鍵はカウンターに出します。
- 탈의실taluisil, 脱衣室
- ロッカーのある部屋。浴室のすぐ手前です。
- 온탕 / 냉탕ontang / naengtang, 温かい湯 / 水風呂
- 湯船の上に温度が掲示されている店が多いです。
見落としやすいこと
- 体を洗わずに湯船へ入ること。シャワーの前に座って洗うのが決まった順番です。
- 入浴だけ買ってチムジルバンへ上がろうとすること。服をもらっていなければその区域には入れません。
- 携帯電話を脱衣室や浴室に持ち込むこと。撮影はどこでも禁止で、疑われるだけでも困ったことになります。
- 大きな入れ墨が見えると入口で断る店がまだあります。法律ではなくその店の方針なので、電話で先に聞くのが確実です。
- 鍵を持たずに売店へ行くこと。支払いが鍵の番号につくので、鍵がないと何も買えません。
- お酒を飲んで入ること。熱い部屋で体がもちません。
こうした場合は飛ばして構いません
- 服を脱ぐことが負担なら、チムジルの料金だけ買う方法があります。湯船に入らず発汗室と広間だけ使う人も多いです。
- 温泉を探しているなら別の分類です。温泉は地下からくみ上げた湯を使う施設なので、街なかの銭湯とは分けて検索します。
- ホテルのサウナはたいてい宿泊客専用で、チムジルバンの区域はありません。ここで書いている体験とは別の場所です。
人が必要なとき
- 近所によく通う銭湯を決めたいなら、生活圏を一緒に整理してくれる人がいると早く決まります。
出典
規定や費用、期限は変わり、あなたの正確な状況によって異なります。動く前に公式の情報源で詳細をご確認ください。









