ひと言でいうと
韓国ではごみを種類ごとに分けて出す。
リサイクルできない一般ごみは住んでいる地域の従量制のごみ袋に入れ、残った食べ物は水気を切って生ごみ専用の袋か回収容器に入れる。鶏の骨や貝殻、卵の殻、桃の種は生ごみではなく、従量制のごみ袋に入れる。牛乳パックや豆乳パックのような紙パックは、新聞や段ボールと混ぜずに別に出す。分けて保管し出す方法は地域の条例が決め、家庭から出すときにこれに違反すると最初の違反で過料10万ウォンがかかる。
見逃せない期限
マンション団地の紙パックの分別排出
いつまでに: 2027年1月1日から義務化の予定、2026年10月1日から自主的に実施
逃すと: 紙パックが従量制のごみ袋に入ったり古紙と混ざったりすると、リサイクルの過程でよけられて燃やされることが多い。団地に専用の回収箱がまだなければ、管理事務所にどこに出せばよいか聞く。
いますぐ
- 1まず住んでいる地域の出し方を調べる。生活廃棄物分別排出サイト「分離の定石」(wasteguide.or.kr)の「地域ごとの排出方法」で市・道と市・郡・区を選ぶと、その地域の排出方法のサイト、排出場所、条例につながる。
- 2贈答用セットを開けたら、捨てる前に分ける。宅配の段ボールと発泡スチロールの箱は送り状とテープをはがしてそれぞれ紙と発泡スチロールに出し、果物のネットや風呂敷、保冷バッグは従量制のごみ袋に入れる。
- 3マンションに住んでいるなら、分別回収の場所に紙パック専用の回収箱や専用の袋ができたか確かめる。300世帯以上をはじめとする義務管理対象の共同住宅では、10月1日から紙パックの分別排出が自主的に先行して始まり、2027年1月1日から義務化される予定だ。
先に用意するもの
- 従量制のごみ袋: 住んでいる区の袋を使う。ソウルの家庭用は1リットルから100リットルまであり、値段は区長が決める。
- 生ごみ専用の袋か回収容器: 建物によって方式が違う。専用の袋を使うところもあれば、RFIDの回収機を使うところもある。
- はさみ: 水でできた保冷剤を切るときに使う。ジェル状の保冷剤は切らない。
- 新聞紙かティッシュ: 残った食用油を吸わせて従量制のごみ袋に捨てるときに使う。
コピーして使える言い回し
手順ごとに
- 1
捨てる量の分だけ袋代を払う
韓国の家庭ごみは従量制で処理する。ソウル市はこの制度を、捨てた量に応じて費用を負担させることで、自分でごみを減らし、リサイクルできるものをできるだけ分けて出すようにするために作ったと説明している。1994年4月にソウルを含む93の市・郡・区でモデル事業を行ったあと、1995年から全国に広げた。袋代には袋の製作費と販売手数料、ごみを集めて運び処理する費用が含まれ、値段は区長が地域の事情に合わせて決める。ソウルの家庭用の袋は1リットルから100リットルまで10種類の大きさがある。リサイクルできないものと、生ごみとして出さないくずは、この袋に入れる。
- 2
生ごみの回収容器に入れないもの
迷いやすいのは生ごみだ。気候エネルギー環境部の名節の分別案内は、残った食べ物の水気をできるだけ切って、生ごみ用の従量制の袋か、RFIDを含む専用容器に入れるよう求めている。ただし動物の骨、貝殻、ナッツ類の殻、卵の殻、桃のような核果の種は、一般ごみとして従量制のごみ袋に入れる。ソウル市が2020年4月に25の自治区共通として勧告した基準は、これより項目が多い。ニラやネギ、セリの根、唐辛子の種、玉ねぎ、にんにく、しょうが、とうもろこしの皮、唐辛子やとうもろこしの茎、もみ殻、魚の骨、カニのような甲殻類の殻、フグの内臓、緑茶のような茶殻、漢方薬のかすも生ごみとしては出さない。ソウル市は、こうしたものが混ざると機械が壊れ、資源のリサイクルを妨げると書いている。キムチやテンジャン、コチュジャンのような塩辛いものは水ですすいでから入れ、大根や白菜、かぼちゃのような大きな野菜は細かく切ってから入れる。
- 3
リサイクルするものは中身を空けてすすぎ、素材ごとに分ける
リサイクルするものは素材ごとに分けて出す。「分離の定石」の廃棄物の分類体系を見ると、紙、紙パック、ガラス瓶、金属缶、無色のペットボトル、プラスチック容器類、ビニール類、発泡スチロールのような発泡合成樹脂が、それぞれ別の区分になっている。気候エネルギー環境部の案内の原則は短い。プラスチックの包装容器とビニールの包装材は、中身を空けて水ですすいでから出す。食品を包む家庭用ラップは汚れを取ってビニール類に出すが、出前の料理にかかったPVC素材のラップは従量制のごみ袋に入れる。カセットボンベのようなガス容器は、風通しのよい場所でノズルを押してガスを完全に抜いてから缶類に出し、ふたは素材に合わせて別に分ける。使い終わった食用油の容器も水ですすいでプラスチックに出す。
- 4
牛乳パックと豆乳パックは古紙の回収箱に入れない
牛乳パックや豆乳パックは紙でできていても、新聞や段ボールと一緒には出さない。「分離の定石」の分類体系では紙パックは紙とは別の区分で、さらに一般パックと滅菌パックに分かれる。気候エネルギー環境部の案内では、牛乳パックが一般パックで、ジュースや豆乳、水の紙パックが滅菌パックだ。一般パックは中身を空けてすすぎ、平らにして出す。滅菌パックは先に切り開いてから中身を空けてすすぎ、平らにする。どちらも古紙の回収箱ではなく、紙パック専用の回収箱か専用の袋に入れる。気候エネルギー環境部は、紙パックのかなりの量が従量制のごみ袋に入ったり一般の古紙と混ざって出されたりして、リサイクルの過程で残りかすとして燃やされていると説明している。そこで2026年10月1日から、300世帯以上をはじめとする全国の義務管理対象の共同住宅で、紙パックの分別排出が自主的に先行して始まった。関連する指針を改め、2027年1月1日からは義務化する予定だ。この対象に入らない小さな建物に住んでいるなら、住んでいる地域の出し方に従う。
- 5
贈答品の包装はリサイクルできそうに見えても袋行きが多い
名節の贈り物を開けると、包装材が一度に出てくる。気候エネルギー環境部が秋夕を前に出した案内で、リサイクルに回るものは次のとおりだ。宅配の段ボールは送り状とテープをはがし、たたんで紙に出す。紙の緩衝材は飛ばないようにまとめて紙に出す。発泡スチロールの箱も送り状とテープをはがせば発泡スチロールで、果物を載せるPSPトレーは汚れを取って発泡スチロールに出す。玉ねぎのネットは飛ばないようにまとめてビニール類に出す。卵のパックはふたがプラスチック、下の部分が紙で、縛ってあるひもは従量制のごみ袋に入れる。反対に、果物を包むネットや発泡パッド、フルーツキャップ、不織布、ラタンのかご、風呂敷、アルミホイル、保冷バッグは、すべて一般ごみとして従量制のごみ袋に入れる。大きなかごは大型廃棄物(粗大ごみ)として別に出す。
- 6
保冷剤と食用油には別の捨て方がある
保冷剤は専用の回収箱があればそこに入れる。回収箱がなければ、まず中身を見る。水でできた保冷剤ははさみで切り、水は下水に流して外側のビニールはビニール類に出す。ジェル状のものは切らずにそのまま従量制のごみ袋に入れる。残った食用油は廃食用油の回収箱に入れるか、新聞紙やティッシュに吸わせて従量制のごみ袋に捨てる。
- 7
違反すると過料がかかり、回数ごとに上がる
廃棄物管理法第15条は、生活廃棄物を出す人に、自治体の条例が定めるとおり種類ごと、性質や状態ごとに分けて保管するよう義務づけている。これに違反すると過料がかかる。「分離の定石」がまとめた施行令の基準では、戸建てや連立住宅、マンションで日常生活に関連して出した場合、1回目の違反は10万ウォン、2回目は20万ウォン、3回目以降は30万ウォンだ。排出方法は地域によって違うことがあるので、引っ越したら新しい地域の方法を確かめ直す。
- 8
わからないものは品目辞典で探す
「分離の定石」には、ものの名前から捨て方を調べられる品目辞典があり、分別排出の場所と従量制のごみ袋の販売所を地図で探せるメニューもある。「地域ごとの排出方法」で市・道と市・郡・区を選ぶと、その地域の生活廃棄物の排出方法のサイト、排出場所、分別排出の条例と広報物につながる。気候エネルギー環境部の名節の案内も、市・郡・区によって排出方法が違うことがあるので、詳しくは自治体に問い合わせるよう書いている。蛍光灯や電池、廃医薬品も、分類体系にそれぞれの区分がある。
韓国語の用語
- 종량제 봉투jongnyangje bongtu, 従量制のごみ袋
- 捨てる量に応じて料金を払うごみ袋。住んでいる区が決めた袋を使う。
- 분리배출bulli baechul, 分別排出
- ごみを素材や種類ごとに分けて出すこと。案内文やマンションの掲示板でいちばんよく見る言葉。
- 음식물 쓰레기eumsingmul sseuregi, 生ごみ
- 専用の袋か回収容器に入れる。骨や殻は入れない。
- 일반쓰레기ilban sseuregi, 一般ごみ
- リサイクルするものでも生ごみでもないごみ。従量制のごみ袋に入れる。
- 비닐류binillyu, ビニール類
- ビニールの包装材とビニール袋。中身を空けてすすいでまとめる。
- 종이팩jong-i paek, 紙パック
- 牛乳やジュースを入れる紙の容器。新聞や段ボールのような古紙とは別に集める。
- 멸균팩myeolgyun paek, 滅菌パック
- ジュースや豆乳、水を入れる紙パック。切り開いて中身を空け、すすいでから出す。
- 스티로폼seutiropom, 発泡スチロール
- 送り状とテープをはがしてから出す。
- 대형폐기물daehyeong pyegimul, 大型廃棄物(粗大ごみ)
- 袋に入れずに別に出す大きなもの。
- 과태료gwataeryo, 過料
- 家庭から出して1回目の違反なら10万ウォン。
見落としやすいこと
- 鶏の骨や貝殻、卵の殻を生ごみに入れること。動物の骨と殻は従量制のごみ袋に入れる。
- 塩辛いキムチやテンジャンを、すすがずにそのまま生ごみに出すこと。
- 果物のネットや風呂敷、保冷バッグをリサイクルするものの横に置くこと。どれも従量制のごみ袋に入れる。
- ビニールの包装材をすすがずにビニール類に出すこと。中身を空けて水ですすぐ。
- 牛乳パックや豆乳パックを、新聞や段ボールと一緒に古紙の回収箱に入れること。紙パックは専用の回収箱か専用の袋に別に入れる。
- ジェル状の保冷剤を切って下水に流すこと。切って捨てるのは水でできた保冷剤だけだ。
- ガスが残ったカセットボンベをそのまま缶類に出すこと。風通しのよい場所でガスを抜き切ってから出す。
こうした場合は飛ばして構いません
- 店や事務所のように事業活動から出たごみは、過料の基準が違う。「分離の定石」の基準表では、1回目の違反が20万ウォンか50万ウォンから始まる。
- ソウル以外に住んでいるなら、生ごみとして出さない品目が少し違うことがある。このガイドの長い一覧は、ソウル市が25の自治区に勧告した基準だ。
- 家具や家電のような大きなものの捨て方は、このガイドでは扱わない。住んでいる地域の排出方法のサイトで、大型廃棄物の項目を別に見る。
人が必要なとき
- 引っ越しの日と新しい地域の回収曜日が合わないと、捨てるはずのものが何日も玄関の前に残る。退去の日を決める段階で、回収の日程まで合わせてもらうよう任せる。
出典
- ごみを減らして不便をなくし、快適な秋夕に 付属資料 名節の生活廃棄物の正しい分別排出方法 2026年9月13日 (気候エネルギー環境部 報道資料)
- 紙パックのリサイクル体系改善の業務協約、全国の共同住宅で紙パックの分別排出を2026年10月に自主実施、2027年1月1日から本格実施 2026年9月21日 (気候エネルギー環境部 報道資料)
- 紙パックの分別排出の案内カードニュース 2026年10月7日 (気候エネルギー環境部、大韓民国政策ブリーフィング)
- 過料の賦課基準 廃棄物管理法施行令 別表8 (生活廃棄物分別排出サイト「分離の定石」)
- 廃棄物の分類体系 (生活廃棄物分別排出サイト「分離の定石」)
- 地域ごとの排出方法 (生活廃棄物分別排出サイト「分離の定石」)
- ごみ従量制 (ソウル特別市 廃棄物政策)
- 外国人住民向けに生ごみの分別排出基準を10言語で配布 (ソウル特別市 英語サイト)
- 廃棄物管理法 (法制処 国家法令情報センター)
規定や費用、期限は変わり、あなたの正確な状況によって異なります。動く前に公式の情報源で詳細をご確認ください。