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韓医院にかかってみる

腰が数日伸びないと言うと、韓国の人は病院と韓医院を並べて挙げます。どちらかが代替療法だという意味ではなく、実際に同じ健康保険の中にある二つの道筋だという意味です。初めて行く人がとまどうのは鍼が痛いかどうかではなく、どこまでが保険で、どこからがそうでないのかというほうです。

写真は何人かの方のものを集めました。鍼の道具と手に打った鍼、灸、煎じた韓方薬の写真は国立国語院が CC BY-SA 2.0 kr で公開したものです。韓方病院の建物は Neoalpha さん、生薬の露店は WolfgangMichel さんが CC0 で公開しています。京東市場の路地は Gaël Chardon さん、祭基洞の生薬店は Fred Ojardias さん、大邱薬令市と韓医薬博物館は Mobius6 さん、昔の韓薬房の陳列は lamoix さんの撮影です。出典はすべて Wikimedia Commons です。

ひと言でいうと

韓医院は病院と同じ医療機関で、韓医師は医師とは別の国家免許です。鍼、灸、吸い玉、推拿療法には健康保険が使え、韓方薬は六つの疾患に限って試験的に保険が適用されます。その境目を知っていれば、会計で驚くことはありません。

最終確認:

見逃せない期限

  • 健康保険の地域加入

    いつまでに: 入国から6か月

    逃すと: それまでは診療費を全額払います。ただし留学(D-2)、小中高の研修(D-4-3)、非専門就業(E-9)、永住(F-5)、結婚移民(F-6)は入国してすぐ加入します。

  • 韓方薬の健康保険 試験事業

    いつまでに: 2026年12月まで

    逃すと: その後も続くかは成果評価を経て決まります。今の期間中なら、韓医院で自己負担30%で韓方薬を処方してもらえます。

  • 推拿療法の健康保険

    いつまでに: 1年に20回まで

    逃すと: 21回目からは全額自己負担です。回数は年ごとに戻ります。

いますぐ

  1. 1韓医院はほとんどが予約なしで行けます。身分証と健康保険の加入状況がわかれば、受付は病院と同じです。
  2. 2鍼、灸、吸い玉は健康保険が使える診療です。韓方薬はたいてい保険外なので、先に値段を聞きます。
  3. 3今飲んでいる薬があれば受付で伝えます。韓方薬と成分が重なることがあります。

先に用意するもの

  • 外国人登録証かパスポート: 受付で本人確認に使います。
  • 健康保険の加入状況: 加入していれば保険診療の自己負担分だけで済みます。わからなければ 1577-1000 の多言語相談で確認できます。
  • 今飲んでいる薬のリスト: 写真でもかまいません。成分が重ならないか見て処方を調整します。
  • まくりやすい服: 鍼は腕や脚、背中に打つことが多いです。体にぴったりした服なら着替えを貸してくれます。

コピーして使える言い回し

手順ごとに

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    韓医師は医師とは別の免許です (1/2)

    韓医師は医師とは別の免許です

    医療法は医療人を医師、歯科医師、韓医師、助産師、看護師の五つに分けています。韓医師はそのひとつで、6年制の韓医科大学を終えて国家試験に合格すると免許が得られます。つまり韓医院は代替療法の店ではなく、病院と同じ層にある医療機関で、診断書も出しますし健康保険も請求します。中国の中医学と根は重なりますが、制度も教育課程も韓国で別に育ってきていて、鍼が細く浅めに打たれる点もよく挙げられる違いです。診療はたいてい問診と脈を診るところから始まり、どこがいつからどんなふうに痛むのかをかなり長く聞かれます。

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    韓医院と韓方病院、どちらへ行くか (1/2)

    韓医院と韓方病院、どちらへ行くか

    名前の最後の一語が規模を表します。韓医院は町の診療所で、韓方病院は入院用の病床を備えた施設です。初めて鍼を打ってもらう程度なら、歩いて行ける韓医院が合っています。交通事故のあとの首や腰のように何週間も治療が続く場合や、入院が必要な場合は韓方病院のほうです。どちらにしても、健康保険審査評価院の病院さがしで近くの一覧と診療科目を見られます。総合病院の中に韓方診療科が入っているところもあるので、西洋医学の診療と一緒に受けたいならそちらを探す方法もあります。

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    鍼と灸と吸い玉は保険が使える診療です (1/3)

    鍼と灸と吸い玉は保険が使える診療です

    いちばんよく受ける三つです。鍼は筋肉の張ったところやツボに細い針を打つもので、今はすべて使い捨ての滅菌針です。灸はヨモギを燃やしてその熱を皮膚の近くに伝える方法で、温かさが長く残ります。吸い玉は吸い玉カップの中の空気を抜いて皮膚を吸い上げるもので、背中に丸い跡が数日残ります。三つとも保険給付の項目なので、診察料を足しても負担は大きくありません。ただし同じ場所に薬鍼を打つと、そちらは保険外で別料金がつきます。鍼と薬鍼は名前が似ていても、明細書では別の欄に並びます。

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    推拿療法には回数の上限があります

    韓医師が手で関節や筋肉を押したり引いたりして姿勢を整える治療です。2019年4月から健康保険が適用され、患者一人が1年に受けられる回数は20回に区切られています。自己負担率は基本が50%で、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症を除く筋骨格系の疾患に複雑推拿を受けると80%になります。つまり保険は使えるものの、ほかの保険診療より自分で払う割合は大きいということです。腰や首のために何度も通うつもりなら、初診のときに何回を見込んでいるか聞いておくほうがいいです。

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    韓方薬はほとんど保険外、例外は六つの疾患です (1/2)

    韓方薬はほとんど保険外、例外は六つの疾患です

    韓方薬の値段が大きく分かれる理由はここにあります。原則として韓方薬は健康保険の外にあり、韓医院が値段を決めます。例外がチョプヤク健康保険の試験事業で、2024年4月から対象の疾患が六つに増えました。月経痛、顔面神経麻痺、脳血管疾患の後遺症に、アレルギー性鼻炎、機能性ディスペプシア、腰椎椎間板ヘルニアが加わっています。この六つに当てはまれば、1年に二つの疾患まで、疾患ごとに20日分ずつ保険で処方してもらえ、自己負担率は韓医院30%、韓方病院と病院40%、総合病院50%です。当てはまらない処方は全額自己負担なので、何日分でいくらかを調剤の前に確認します。

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    明細書は保険と保険外が混ざって出ます

    一回の診療の中に、保険が使える項目と使えない項目が一緒に入ることはよくあります。鍼は保険なのに同じ日に受けた薬鍼は保険外、推拿は保険なのに同じ日に持ち帰る韓方薬は保険外、という具合です。領収書は保険と保険外が分かれて印字されるので、帰りに一度目を通しておくと次からは予測がつきます。実損医療保険に入っているなら保険外の一部が戻ってくることもありますが、商品によっては韓方治療をまるごと外しているものもあるので、約款を見る必要があります。交通事故でけがをした場合は自動車保険から韓方の診療費が支払われるので、受付で事故の受付番号を伝えます。

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    生薬そのものを見たいなら市場へ (1/7)

    生薬そのものを見たいなら市場へ

    ソウルの祭基洞にあるソウル薬令市と京東市場の一帯は、韓方の生薬を卸で扱う通りです。路地の両側に乾いた根や樹皮、干した花が袋ごと積まれていて、はかりが止まりません。大邱の中区にある大邱薬令市は朝鮮時代から続く薬令市で、通りの入口に韓屋の門が立ち、韓医薬博物館も併設されています。どちらも見て歩くのは自由ですが、ここで買った生薬は処方というより食材に近いことは覚えておくといいです。治療のために煎じて飲むつもりなら、韓医院で診てもらって処方として受け取るほうが安全です。

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    韓方薬を飲んでいるあいだに守ること

    いちばん大事なのは、今飲んでいる薬をもれなく伝えることです。血液をさらさらにする薬や血圧の薬、糖尿病の薬を飲んでいれば、成分が重ならないかを見て処方を変えます。逆に、あとで別の病院にかかるときも韓方薬を飲んでいると伝えます。妊娠中や妊娠を考えている場合も先に知らせます。韓方薬はふつう一日に二、三回、食後に温めて飲むように言われ、最近はパウチに入って渡されます。飲んでいるあいだにじんましんや胃の不調のような反応が出たら、残りをやめて処方した韓医院に連絡します。自分の判断で量を増やしたり、二か所でもらった韓方薬を重ねて飲んだりはしません。

韓国語の用語

한의원hanuiwon, 韓医院
町の規模の韓方の医療機関。
한방병원hanbang byeongwon, 韓方病院
入院用の病床を備えた大きい施設。
chim,
細い針を打つ治療。健康保険が使えます。
tteum,
ヨモギを燃やして熱を伝える治療。
부항buhang, 吸い玉
カップで皮膚を吸い上げます。跡が数日残ります。
추나요법chuna yobeop, 推拿療法
手で関節を整える治療。1年に20回まで保険が使えます。
한약hanyak, 韓方薬
煎じて飲む薬。たいてい保険外です。
첩약cheobyak, チョプヤク(処方の煎じ薬)
処方として調える韓方薬。六つの疾患は試験的に保険が使えます。
급여 / 비급여geubyeo / bigeubyeo, 保険適用 / 保険外
健康保険が使える項目と使えない項目。

見落としやすいこと

  • 韓方薬の値段を調剤のあとで聞くこと。保険外で店が値段を決めるので、何日分でいくらかを先に確認します。
  • 鍼と薬鍼を同じものだと思うこと。一方は保険、もう一方は保険外で、明細書が変わります。
  • 推拿を受け続けて20回を超えること。21回目からは全額自己負担です。
  • 飲んでいる薬を伝えないこと。成分が重なれば調整が必要です。
  • 実損保険が韓方治療をすべて戻してくれると信じること。商品によっては韓方を除外しています。
  • 健康保険なしで行って値段に驚くこと。入国6か月前ならたいてい全額負担です。

こうした場合は飛ばして構いません

  • 熱が高い、息が苦しい、けがで出血しているという状況なら、韓医院ではなく救急室です。
  • 抗生物質や鎮痛剤のような処方薬が必要なら、医院にかかって薬は薬局で受け取ります。
  • 数週間で発つ短期の滞在なら、何度も通う治療より一度で終わる診療のほうが合っています。

人が必要なとき

  • 健康保険の加入状況からしてあいまいなら、在留資格と保険を一緒に整理してくれる人がいるとずっと早く進みます。

出典

規定や費用、期限は変わり、あなたの正確な状況によって異なります。動く前に公式の情報源で詳細をご確認ください。

質問と体験

同じことを経験された方は、分かったことを残してください。まだ引っかかるところは質問しても大丈夫です。

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